株主の皆様へ
株主の皆様におかれましては、日頃より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
当期は、部品加工事業は概ね堅調に推移したものの、工作機械事業の売上高が大きく減少したことから、将来に向けて資産の減損処理等を実施致しました。当該費用の計上もあり、売上高218億円(前期比9%減)、親会社株主に帰属する当期純損失22億円を計上致しました。期末配当につきましては、誠に遺憾ながら前期より3円減配となる、1株あたり10円と決定致しました。
こうした状況により、株主の皆様に大変なご心配をおかけしておりますことを心よりお詫び申し上げます。
一方、新中期経営計画『Make a New Enshu』初年度の成果として、部品加工事業の拡大に向けた受注活動等は順調に進捗しており、工作機械事業の新市場への拡販も着々と実績をあげております。工作機械事業の自動車市場での想定を上回る落ち込みにより、一時的に業績が悪化致しましたが、一昨年から継続してきた構造改革の効果も期待できることから、新年度は黒字回復を実現致します。
株主の皆様におかれましては、引き続き一層のご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
株主の皆様におかれましては、日頃より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
工作機械事業の不振が継続しており、株主の皆様には多大なるご心配をおかけしております。
我々が強みとしてきた自動車業界の量産設備の投資低迷は未だ続いておりますが、従来の切削工程に留まらず、レーザー加工、自動化、DX化、保全・サービスなど幅広い分野での提案を行い、お客様の潜在ニーズの発掘に努めております。
また近年力を注いでまいりました医療、半導体など新市場のお客様との共同開発型機械につきましても、一部の製品は既に量産へ移行し、徐々にではございますが成果が見え始めております。
これらの取り組みを一層加速させることにより、一刻も早く工作機械事業を立て直し、皆様に工作機械メーカーとしての『New Enshu』をお示しできるよう全力を尽くしてまいります。
株主の皆様には引き続きのご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
2025年6月