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INTERVIEW03世界中のお客様とモノづくりで繋がる

鈴木 敦士
ATSUSHI SUZUKI
副社長執行役員 兼 営業・開発本部長

エンシュウの強み

エンシュウはマシニングセンター・レーザー加工機・各種専用機・IoTなど、自社製品の製造・販売だけでなく、お客様のワークに合わせたカスタマイズや、治具・工具・ロボットなど周辺機器を含めた生産システムをトータルで提案、提供できることを強みにしています。また更にそれらの機械や技術を駆使して、エンジン部品などの量産加工を受託して、実際にお客様の生産をサポートしています。

エンシュウは「工作機械メーカー」であり、「システムインテグレーター」であり、「部品加工メーカー」でもあるのです。そして我々はこの3つの機能(力)を結集することにより、世界中のお客様から信頼され選ばれる「モノづくりのプロ集団」であり続けることを目指しています。

営業・開発本部のミッション

エンシュウはエンジンやトランスミッションといった自動車の重要部品の設備、加工の豊富な経験を持ち、世界中の自動車及び自動車部品メーカーとの信頼関係を築いてきました。しかし現在自動車業界は百年に一度の大変革期を迎えています。一般的にはエンジンやトランミッションが直ぐに無くなることはないと言われているものの、EV化の流れは確実に進みつつあります。

そんな中で私が率いる営業・開発本部のミッションは「市場拡大」です。既存の自動車市場に対してEV化に向けた新たな提案をすると共に、自動車以外の市場の開拓、拡大にも力を注いでいます。我々が自動車市場で長年培ってきた高速且つ高精度な生産・加工技術、壊れにくくメンテナンスし易い機械づくりは、どの市場でも必ず活かせるはずです。また少子高齢化問題を抱える国内のモノづくりには我々の自動化技術は必要不可欠です。市場が大きく変化している時こそ、その変化にいち早く対応することできれば、会社が大きく成長できるチャンスになるはずです。そしてそれを先導するのが営業・開発本部の役割だと思っています。

これからの人に求めること

一番はチャレンジ精神が旺盛な人です。先ほど話したように市場は刻々と変化して行きます。その変化に迅速に対応していくためには、固定観念にとらわれない柔軟な発想と、常に新たなことにチャレンジしていく精神が必要です。チャレンジしなければ会社も個人も成長しないと思っています。

そして二番目にはコミュニケーション能力です。お客様からそして社内の仲間から認められ信頼される存在になるためには、もちろん専門的な知識やスキルを習得することも重要ですが、コミュニケーション能力を磨くことも大切です。仕事は1人ではできません。日頃のコミュニケーションによりお客様とも社内ともしっかり繋がっていれば、自分の能力以上の力が発揮できるはずです。

最後になりますが、今後もグローバル化を進める中で、語学が堪能な方、海外大好きな方も大歓迎です。私自身も39歳から7年間ドイツへ駐在したのですが、赴任当初は言葉や生活習慣の違いに苦労しました。是非若いうちに語学研修や海外留学などにもチャレンジしてみてください。そしてエンシュウへ入社したら、我々と一緒に世界中のお客様とモノづくりで繋がりましょう。