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INTERVIEW01失敗を恐れずにチャレンジ

山下 晴央
HARUO YAMASHITA
代表取締役社長 社長執行役員 兼 技術・製造本部長

エンシュウの強み

当社は、工作機械を開発、製造、販売、サービスしている会社です。また、自社製品を活用し2輪エンジン部品、4輪、トラックの足回りなどの部品加工をおこなう会社です。工作機械メーカーであり、部品加工メーカーであるという強みを生かして、お客様の期待に応えるために、全力を尽くす企業であります。

私の担当する技術・製造本部の加工現場について紹介いたします。
生産している加工品は多種多様です。工作機械の部品については、大物鋳物からスピンドルなどの高精度の部品まで、加工品はほとんど内製しています。またヤマハ発動機様等からの受託部品も加工しています。2輪のエンジン部品や4輪、トラックの足回り部品を中心に高い精度と高い技術力が要求される多品種少量部品の加工をしています。さらには高精度治具部品の単品加工も行うように、様々な加工現場を有しています。このように当社は、ものづくりの原点である切削加工の基礎をしっかり習得できる現場が存在しています。これがエンシュウの強みの一つであります。

次に技術・製造本部のシステムライン製造について紹介いたします。
生産機は、縦型、横型マシニングセンター、専用機、レーザー加工機、レーザークラッディングマシン、ホーニングマシンという機種の工作機械を生産しています。そして複数の加工工程に付帯装置を加えたシステムラインを完成させます。
当社は、工作機械のみならず、大量生産用のトランスファーマシーン、汎用性の高いFTLライン、セルラインなどお客様の要望に応じたシステムを構築できる技術を持っています。
さらには国内、海外のすべてのお客様に対して、サービスネットワーク体制があります。特に海外については、現地法人と連携をとって迅速な対応を行っています。このような対応力もエンシュウの大きな強みではないかと思います。

失敗を恐れずにチャレンジ

「若い時の苦労は買ってでもせよ」ということわざがあります。若い時にする苦労は必ず貴重な経験となって将来役に立つものだ、ということであります。ほんとうにその通りだなと思います。逆に苦労から逃げれば将来の自分のためにはならない。という意味にもなります。
若い時に限ったことではありませんが、私自身も新しい取り組みに対して、逃げずにチャレンジするようにと心がけています。
失敗を恐れて何もしないのではなく、できる可能性を探りチャレンジするようになりたいですね。

今まさに工作機械関連メーカー、部品加工メーカーは、グローバル市場にて同業他社との戦いが激しさを増しております。良いものを安く早く造るというものづくりの力を高め、生産性向上に向けて限りない挑戦をしていかなければなりません。そして魅力のある製品サービスを提供し続け、戦いに勝利していきたいと思います。
将来のある若い方々に期待をしています。先ずは、モノに対して、ものづくりに対して興味を持っていただきたいです。お客様のために働く喜びを共に感じ、勇気をもってチャレンジする若い力に期待を寄せています。
ものづくりに興味のある方、ぜひエンシュウの扉を叩いてください。