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VOICE03様々な分野に挑戦できる会社

技術・製造本部 生産技術部 生産技術課 [2012年入社]

生産設備を作り込みたい

大学では機械工学を専攻していました。機械について学んでいると設計職を志望する方が多いと思いますが、私は機械が絶え間なく動いてモノを作り出していく姿が好きで、生産設備を作り込みたいという思いが強かったです。エンシュウは切削加工を全自動で行うマシニングセンタを作っており、それを使って部品加工をやっていると聞き、独創的で面白い会社だと感じました。

自分の考えた生産ラインが工場で稼働

私が所属する生産技術課は、新規ラインの立ち上げと既存ラインの生産能力改善の仕事を行っています。新規ラインの立ち上げでは、設備の選定、日程の調整、生産前の試加工など幅広い業務を行います。既存ラインの改善では、現場から上がってきた問題点に対して、設備の改造やレイアウトの変更をして作業者が動きやすいように見直す業務を行います。
業務の中で私が特にやりがいを感じるのは、新規ラインの立ち上げ時です。従来の生産ラインは人が手で部品搬送を行うものが多いですが、時代の流れとともに省人化や自動化に特化したラインのニーズが高まっています。入社6年目にプロジェクトを担当した際、会社から任されたミッションが「新しい技術を盛り込んだ」新規ラインの立ち上げでした。当時はまだ珍しかったIoT技術やロボットなどを駆使してラインを構築してくのですが、ノウハウが無く、前例が少ない状況の中で思うように部品の受け渡しができない生産ラインに四苦八苦しました。ロボットがイメージ通りに部品を掴んでくれなかったり搬送部分で部品が詰まってしまったり。数カ月の月日をかけて、毎日ラインに張り付いて不具合を修正していきました。上司や他部署に協力を仰ぎながら進め、量産加工ができるようになった時には大きな達成感がありました。若手のうちから様々なプロジェクトにかかわることができ、やりがいのある仕事を「まずはやってみよう」と任せてもらえるので、技術者として成長を実感できて面白いです。

大切にしているのは「三現主義」

私は「現場・現物・現実」を重視する「三現主義」を大切にしています。現場に足を運び、現物を確認し、現実を正しく把握する、ということを心がけることによって、物事の本質を見極めることができます。実際に、生産ラインで不具合が起きたり困りごとの相談を受けた場合には、すぐに工場に駆けつけることを意識しています。日頃から生産現場とのコミュニケーションを密に取ることで、よりリアルな声を拾うことができ、潜在的なニーズや改善のヒントを得ることができています。

メッセージ

自分がやりたいことのイメージを持ってほしいと思います。希望する職種のイメージを持つこと、どう成長していきたいか、どう経験を積みたいか、これらを自分の中で整理してみてください。就職活動を進める中で軸を決めておくと、悩んだときに冷静に判断できると思います。そのあとの社会人生活のモチベーションや向上心にも繋がりますので是非イメージをしてみてください。

1日のスケジュール

  • 06:30 起床
  • 08:20 こどもたちをこども園、小学校見送り
  • 09:30 出社~新規生産ラインの立ち上げ、現場の不具合対応
  • 20:30 帰宅~家事全般、こどもの宿題と遊び、勉強、YouTube
  • 24:00 就寝

※フレックスタイム制度を使用

休日・余暇の過ごし方

ハムスターのお世話、家のお掃除、公園遊び、ゴルフなど

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